日本薬物動態学会とは
「薬物動態学」とは、医薬品を中心とした様々な化学物質の体内での動きと、薬理効果や毒性発現の関連性を追究する学問分野です。本学会は、創薬(新医薬品の創製)および医薬品の適正使用における薬物動態研究の発展性を先見し、1985年に創立されました。
学会の使命と目的
本学会は、創薬および医薬品の適正使用を通して、人々の健康の快復・維持・増進を図ることを使命として、学術年会、ワークショップおよび学会誌を通して薬物動態学領域の基礎・応用研究を推進し、研究者の切磋琢磨の場を提供することを目的としています。
学会の構成員
薬物動態学領域の基礎・応用研究、さらに創薬および医薬品の適正使用に関係する人達により構成されています。会員は、正会員、学生会員並びに学会の活動に賛同する賛助会員から成り立っており、現在では、2000余人の会員が在籍しています。
学会の活動
- 学術年会 (年会) およびワークショップ (WS) の開催
- 英文学会誌Drug Metabolism and Pharmacokinetics (DMPK) およびニュースレター (NL) の発行
- 優れた業績を挙げた会員の顕彰(学会賞、奨励賞、創薬貢献・奨励賞、北川賞、功労賞)
- 国内外の関連学会・団体との連絡および協力