杉山先生が平成22年4月29日発令の春の褒章において,学術研究・芸術文化・スポーツ分野を対象にした紫綬褒章を受章しました。薬物体内動態におけるトランスポーター分子群の重要性を実証するとともに、数理モデルによる薬物速度論を基盤とした統合研究により、ヒトにおける薬物体内動態や薬物間相互作用を定量的に予測することを可能とするなど、生物系薬学における学術の発展に大きく貢献した点が評価されました。薬剤学分野としては永井恒司先生(平成11年春の褒章)以来の受章であり、薬物動態学分野では鎌滝哲也先生(平成19年秋の褒章)以来となります。5月14日に如水会館で伝達式があり、その後、皇居で陛下に拝謁します。